以前、千葉の地方紙を調べたのですが、主要紙も見たら、違う情報が載ってるかもしれないとふと思って先日調べてみました。
朝日、毎日には記事はありませんでしたが、読売新聞千葉版 大正14年10月6日に以下のような小さな記事がありました。

肺を病む青年投身自殺
千葉郡生浜村〇〇石橋儀平(27)は四日午前四時五十分蘇我駅発上り列車で上京し同夜八時頃横浜港防波堤から投身自殺を遂げたが、懐中せる所持品に依り千葉署に照会がきたので取り調べると同人は昨年十月頃より肺結核に罹り爾来加療中であったが全治の見込無きを悲観し右の始末と判明。
先に見た房総日日新聞の記事とは食い違う内容が注目されますね。房総日日新聞記事では、汽船上から投身とありましたが、こちらは横浜港・防波堤からの投身。ただ、房総日日の方は、乗船名簿など、裏を取ってるような気がするので信憑性が高いように思います。しかし、この読売の記事によって、1年前から肺結核を患っていたという新事実が明らかになりました。
やっぱり結核でしたか…。26歳で罹ったのなら、ほとんど仕事もできなかったのではないでしょうか。周囲から隔離され、孤独の中で追い詰められていったのかと思うと何とも居た堪れないですね。
今までこの話は身内からは聞いたことはありませんでした。やはり、衝撃的な話なだけに伏せられていたのかもしれません。彼の無念を少しでも晴らしてあげないと…。