こちらの本を読みました。
マラソン100回の知恵―サブフォーをめざす市民ランナーへ (平凡社新書)
- 作者: 原章二
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2010/01
- メディア: 新書
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市民ランナーが書いた市民ランナーのための入門書。普通、入門書といえば、大体は名ランナー、名コーチが書いた本ですが、こちらは普通のランナーの視点で書かれてますので、その視点ならではの面白さがあります。
例えば、フルマラソンの走り方について書かれてるところで、初めてマラソンに挑戦するであろう人がどういう感じのレースになるかという状況をご本人の体験をもとに面白く書いていて、その辺は実感がこもっていて楽しく読ませてもらいました。
その他にも、頷くところが多かったですが、初心者にとってのベストの練習法はLSDだと言ってるのは、私も自分の経験からそう思いました。スピード練習が不要だという訳ではないのですが、何と言っても、42キロという長い距離を走る体力というか脚力が一番だなと実感しています。著者によれば、LSDを基本に、10キロとハーフを時々走る感じで、誰でも3時間45分前後のタイムは可能だと言ってます。私もこの練習法でいいんだという確信を持てました。